腰痛の方の運動のはじめ方|段階別5つのおすすめエクササイズ

「腰が重い」「立ち仕事のあと腰がつらい」「マッサージしてもすぐ戻る」——慢性的な腰の痛みでお悩みの方は、大和町・いわさき整骨院でも本当に多くいらっしゃいます。 痛みが強い日は前の段階へ戻り、無理に次へ進めないことが大切です。 実は、慢性腰痛に最も役立つケアの一つが「動かすこと」と、世界的な研究で繰り返し示されていま…

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いわさき整骨院 院長 岩崎真太郎

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院長 岩崎 真太郎

柔道整復師。体の状態や施術の選択肢を、できるだけ分かりやすい言葉でお伝えします。

「腰が重い」「立ち仕事のあと腰がつらい」「マッサージしてもすぐ戻る」——慢性的な腰の痛みでお悩みの方は、大和町・いわさき整骨院でも本当に多くいらっしゃいます。

図1:腰痛運動の進め方。まず歩く、腰をゆるめる、体幹を起こす、安定させる順に、痛みのない範囲で進める。
痛みが強い日は前の段階へ戻り、無理に次へ進めないことが大切です。

実は、慢性腰痛に最も役立つケアの一つが「動かすこと」と、世界的な研究で繰り返し示されています。ただし、いきなり激しい運動はNG。やさしいものから段階的に進めるのが安全で続きます。

運動を始めたい方に向けて、歩行やストレッチなど5つの運動をご紹介します。

1〜2週目やさしく始める3週目〜体幹を起こす4〜6週後変化を実感

まず大前提:「動かないこと」が最も悪い

慢性腰痛になると、痛みが怖くて動くのを控えてしまう方が多いです。ところが、安静にしすぎると腰を支える筋肉が衰え、血の流れも悪くなって、かえって痛みが長引きます。世界の最新ガイドラインでも「どんな運動でも、続けることが何より大切」とされています。激しい運動である必要はありません。毎日コツコツ、やさしい動きを続けることが正解です。

ステップ1:今日から始められる運動(1〜2週目)

① ウォーキング(最重要)

ウォーキング:会話できる速さで歩き、背筋を軽く伸ばして腕を自然に振る。
  • 時間:1日20〜30分
  • 頻度:週5日以上
  • 強度:会話できる速さ(少し息が弾むくらい)
  • コツ:背筋を伸ばし、腕を軽く振る

腰まわりの血流改善+背骨を支える筋肉のリズム運動になります。痛みがあるときは無理せず、5〜10分から始めて大丈夫です。

② 膝抱えストレッチ

膝抱えストレッチ:片膝を胸に近づけ、腰を反らさず痛みのない範囲で行う。
  • やり方:あおむけで膝を立て、片方の膝を両手で胸に引き寄せる
  • 時間:左右各20秒×3回
  • 頻度:朝・寝る前

腰まわりの硬さをやさしくゆるめます。布団の上でできるので、起きてすぐ・寝る前にぴったりです。

③ 骨盤ティルト(お尻ふりエクササイズ)

骨盤ティルト:お腹をへこませ、腰を床へやさしく押す。
  • やり方:あおむけで膝を立て、お腹をへこませて腰を床に押しつける→ゆるめる
  • 回数:10回×2セット
  • 頻度:毎日

腰を支える深い筋肉(インナーマッスル)を起こします。地味な動きですが、効果は確実です。

ステップ2:慣れてきたら追加(3週目〜)

④ ヒップリフト(橋のポーズ)

ヒップリフト:お尻をゆっくり持ち上げ、腰を反りすぎないようにする。
  • やり方:あおむけで膝を立て、お尻を床から持ち上げ→3秒キープ→ゆっくり下ろす
  • 回数:10回×2セット
  • 頻度:週3回

お尻と太もも裏の筋肉を育てて、腰への負担を肩代わりしてもらいます。

⑤ バードドッグ(四つん這いキープ)

バードドッグ:四つん這いで手足を水平に伸ばし、背中を平らに保つ。
  • やり方:四つん這いから、右手と左足を水平に伸ばして3秒キープ→反対側へ
  • 回数:左右各5回×2セット
  • 頻度:週3回

体幹の安定性と、背骨の連動性を高めます。バランスが取れない方は、まず手だけ・足だけから始めて大丈夫です。

やってはいけない運動(最初は禁止)

NG運動理由
重い負荷の腹筋(大量のクランチ)腰を強く丸めて椎間板に負担
反動をつけた前屈腰の組織にダメージ
重量を担ぐスクワット・デッドリフト腰への負担が大きく危険
長時間のランニング(30分以上)着地衝撃で悪化することも

安全のために必ず守ってほしいこと

⚠ こんな症状が出たら必ず中止し、ご相談ください

  • 運動中に足のしびれ・電気が走る感覚がある
  • 痛みが強くなる・休んでもおさまらない
  • 朝起きたとき、痛みでベッドから出られない

こうした症状は、坐骨神経痛・椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症などのサインのことがあります。整骨院での施術前に、まず整形外科の受診も検討してください。

  • 「我慢して頑張る」より「物足りないくらい」が正解
  • 最低4〜6週間続けて、初めて変化を実感できます
  • ヘルニアの既往がある方・65歳以上の方は、メニュー設計を個別にご相談ください

参考文献

  1. Hayden JA, et al. Exercise therapy for chronic low back pain. Cochrane Database Syst Rev. 2021;9(9):CD009790. PMID: 34580864
  2. Qaseem A, et al. Noninvasive Treatments for Acute, Subacute, and Chronic Low Back Pain: A Clinical Practice Guideline From the American College of Physicians. Ann Intern Med. 2017;166(7):514-530. PMID: 28192789

大和町杜の丘 いわさき整骨院

📍 宮城県黒川郡大和町杜の丘/🚗 駐車場12台完備/🕒 平日夜間まで受付

📞 2009年開業/国家資格を持ったスタッフが対応

運動を始める前のチェックや、お一人おひとりに合ったメニュー設計もご相談いただけます。お気軽にお問い合わせください。

ご予約・ご相談はお気軽に

📞 022-341-9623(要予約)

整骨院は健康保険が使える?対象になる症状と料金のご案内
初めての方へ|ご予約方法・当日の流れ・持ち物ガイド

運動を始める前に、医療機関の受診をおすすめする場合

次のような症状がある場合は、自己判断で運動を始める前に、整形外科などの医療機関を受診してください。

  • 排尿・排便がしづらい、感覚がおかしい
  • 両足のしびれや力の入りにくさがある
  • 発熱を伴う腰痛がある
  • 転倒・事故など強い衝撃のあとに出た腰の痛み
  • 安静にしていてもズキズキ痛む、夜間に痛みで目が覚める

判断に迷うときは、来院前にお電話でご相談いただいても構いません。状態をうかがい、医療機関の受診が優先と考えられる場合はその旨をご案内します。

料金・健康保険について

腰痛の運動指導そのものは実費での対応になります。一方で、ギックリ腰のように原因のはっきりしているケガの施術は、健康保険の対象になることがあります。どちらに当てはまるかと費用は、状態を確認したうえで施術前にご説明します。

使えるかどうかは「いつ・何をして痛めたか」「痛めてからの期間」「病院で治療中かどうか」で決まります。具体例つきの判定のしかたは下の記事で説明しています。

整骨院は健康保険が使える?対象になる症状と費用の目安

記事の執筆・内容確認:岩崎 真太郎(柔道整復師)/当院について
最終更新日:2026年7月25日

▶ 腰痛全体については 腰痛でお悩みの方へ|タイプ別の見分け方と、やってはいけないこと でまとめて解説しています。

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