膝の痛みは、年齢とともに少しずつ痛くなってきたものと、ひねった・ぶつけたなど一度に痛めたもので対処がまったく違います。健康保険が使えるかどうかも変わります。
このページでは、大和町・富谷のいわさき整骨院が、膝の痛みのタイプ別に見分け方と考え方をまとめました。
まず確認してください:医療機関の受診を優先すべきサイン
次のような症状がある場合は、整骨院での施術より先に、整形外科などの医療機関を受診してください。
- 膝が最後まで伸びない・曲がらない、引っかかって動かなくなる
- 膝が抜けるような感覚(ぐらつき)がある
- 大きく腫れている、熱を持っている、赤みがある
- 体重をかけられない・歩けない
- 発熱を伴う膝の痛みがある
- 転倒や強い衝撃のあとに痛みが出た
判断に迷うときは、来院前にお電話でご相談いただいても構いません。状態をうかがい、医療機関の受診が優先と考えられる場合はその旨をご案内します。
あなたの膝の痛みはどのタイプですか
① 立ち上がりや階段で痛む・年齢とともに痛くなってきた
中高年の方に多く、朝の動き出しや階段の下り、正座で痛みが出やすいタイプです。膝のクッションや周りの筋肉の状態が関係します。少しずつ進むため、いつ痛めたかがはっきりしないのが特徴です。
このタイプは、太ももの筋肉の使い方と体重のかけ方を整えていくのが基本になります。膝そのものより、股関節や足首の動きが影響していることもあります。
② ひねった・ぶつけた・急に痛くなった
スポーツや転倒で一度に痛めたタイプです。半月板や靭帯を痛めていることがあり、腫れやぐらつきがある場合は検査が必要です。いつ・何をして痛めたかがはっきりしているため、健康保険の対象になります。
④ 走ると膝の外側や前が痛む・成長期のお子さんの膝の痛み
走る動作の繰り返しで膝の外側が痛むもの、ジャンプの多い競技で膝の前(お皿の下)が痛むものがあります。成長期のお子さんの場合、骨が成長している部分に負担が集中していることがあり、痛みが2週間以上続くときは一度医療機関で確認してください。
いわさき整骨院での流れ
はじめに、いつから・どの動作で痛むのかをうかがい、膝の動く範囲や歩き方を確認します。そのうえで、健康保険が使えるかどうかと費用をご説明してから施術に入ります。検査が必要と考えられる場合は、医療機関の受診をご案内します。
施術では、状態に合わせて次のような方法を組み合わせます。
- 冷温罨法:熱を持っているときは冷やし、こわばりが強いときは温めます
- 電気療法:痛みの緩和と血流の改善を目的に用います
- 手技療法:膝まわりや太ももの筋肉のこわばりをゆるめ、動きを出していきます
- 固定・テーピング:不安定さがあるときや痛みが強いときに、膝を支えて負担を減らします
料金・健康保険について
ひねった・ぶつけたなど、いつ・何をして痛めたかがはっきりしているケガは健康保険の対象になります。
一方、年齢とともに少しずつ痛くなってきた膝の痛みは、はっきりしたケガではないため健康保険の対象になりません。当院では実費でのパーソナルストレッチやリラクゼーションなどで対応しています。
どちらに当てはまるかと費用は、状態を確認したうえで施術前にご説明します。
使えるかどうかは「いつ・何をして痛めたか」「痛めてからの期間」「病院で治療中かどうか」で決まります。具体例つきの判定のしかたは下の記事で説明しています。
膝の痛みについてよくある質問
膝が痛いとき、歩いた方がいいですか?休んだ方がいいですか?
痛みが強いときや腫れているときは無理をしない方がよいですが、まったく動かさないと筋力が落ちて膝を支えられなくなります。痛みの出ない範囲で歩く量を保つのが一般的な考え方です。どの程度がよいかは状態によって変わるためご相談ください。
膝の痛みで健康保険は使えますか?
ひねった・ぶつけたなど急に痛めた場合は対象となることがあります。年齢とともに少しずつ痛くなってきたものは対象外です。痛めた状況を確認し、施術前に保険適用と費用をご説明します。
整形外科と整骨院、どちらに行けばよいですか?
膝が伸びない・引っかかる、大きく腫れている、歩けない、発熱がある、転倒などの強い衝撃があった場合は、まず整形外科などの医療機関を受診してください。それ以外で、いつ・何をして痛めたかがはっきりしている場合は整骨院で対応できます。
サポーターは使った方がいいですか?
不安定さがあるときに一時的に助けになることはありますが、頼りきると膝を支える筋肉が働きにくくなることもあります。使う場面と外していく時期を含めてご相談ください。
正座ができないのは治りますか?
膝が曲がりにくい原因は、筋肉の硬さ・関節そのものの変化・痛みによる防御など複数あり、どこまで戻るかは状態によって変わります。まず何が制限しているかを確認したうえでご説明します。
▶ 腰痛については 腰痛でお悩みの方へ|タイプ別の見分け方と、やってはいけないこと でまとめて解説しています。
記事の執筆・内容確認:岩崎 真太郎(柔道整復師)/当院について
最終更新日:2026年7月25日

